ブログ 今年も、またまた美味しいイクラを作れる季節がやってきた! 理容よもやま話
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普段は料理などまったくしないのに、生すじこからのイクラ作りを覚えたら、
そのチマチマとした面倒くさい作業に、逆に面白さを感じてしまい、
もっぱら、自分の仕事になってしまった感じ(笑)


今日も、会社でちょっとしたコンピューターでの作業をしていたら、
奥さんからLINEトークが送られてきた。


東急に、生筋子あるけど、買っていく?


そろそろ季節だな~とは思っていたけど、例年よりちょっと早いかな?
シーズンの走りだと、小粒なのにお値段が高いことが多いけど、
今日のは100gあたり580円だから、やや高めくらいだし。
ベストシーズンだと、100gあたり480円くらいでチラシに載るから、
気になる人は、そのくらいの金額の時が一番美味しいですよ♪


ということで、さっそく作業開始です。
去年は写真を撮りながら作業したけど、それはそれで大変なので、
今年は、去年の写真を使いまわしです(笑)


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それでは、さっそくイクラ作りの準備を始めましょう!
用意するのは、ボウルと100均で売っている焼き網。
その上に、生すじこを載せます。


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生すじこに入っているイクラは、薄皮に包まれるように張り付いています。
生タラコの外側についているような皮だと思うと近いかな?


生すじこには、皮と反対側のイクラ側に、立ての切れ目が入っているので、
そこに両手の指を入れ、イクラが下側、皮が表側になるよう広げ、
生すじこを、両手の平で焼き網に押し付けるようにしながら、
イクラを網目の向こう側に送っていきます。


この時は、スジコを網目の上で前後に揺するようにすると、
焼き網の目にイクラが引っかかって下に落ちておきます。


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あまり強く押すとイクラがつぶれるかも?と心配するかも知れないけど、
イクラって、意外なくらいに強いし、焼き網だと弾力もあるから、、
つぶれることを考えずに、両手でグイグイ押していきます。


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最後の方になると、どうしても皮から取り切れないイクラが残るので、
生すじこの皮の端っこを左手で持ってぶら下げるようにし、
右手の人差し指と中指で皮を挟み、皮の一番上からしごいていくようにすると、
一粒残らず、きれいに取り切ることが出来ます。
理容師さんなら、指間刈りの形だと言えば伝わりやすいかも?!


いくらが全部取れたら次の作業に移ります。


ほぐしたイクラが入っているボールとは別に、
もう一つ別のボールを用意して、そこに40℃くらいのお湯を入れ、
その中に約3%濃度くらいになるよう塩を溶かしていきます。
基本は海水と同じくらいの塩分なので、適当で大丈夫です!


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ここで注意するのは、先ほどのイクラが入っているボールに、
いきなりお湯を入れ、そこに後から塩を入れるという事はしないこと。
塩分濃度のないお湯だけだと、浸透圧の関係でイクラの皮が破けます。


この塩水の中にイクラを移し、不要なものを取り去っていきます。
これは、味を損なう薄皮の混じりや皮だけのイクラを取り除くためなので、
浮き上がってきた薄皮や透明な皮をスプーンですくいながら、
何度も、スプーンで全体をかき混ぜるようにしながら繰り返します。


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この作業が、イクラの美味しさの決め手なので、
面倒がらずに、何度もかき混ぜては浮いてきた薄皮を取るを繰り返し、
すべての薄皮や透明な皮が取り切れたら、
キレイになったイクラを目の細かいザルに移します。


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さて、ここからは味付けです。
生すじこを買うと、パックの中に「いくら醤油漬けのたれ」が入っているので、
ふたの出来るタッパーに入れて漬け込みます。


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あとは、冷蔵庫に入れて、3時間ほど待てば、絶品のイクラが完成です!
もし、そのまま一晩とか長い時間置くようであったら、
冷蔵庫に入れてから3時間を過ぎた頃に、一度取り出して、
タッパーを傾け、もしタレが残っていたら、流しておくと良いかも。


一度だけ、いくらが少なかった時、濃い味に浸かってしまって、
仕方がないので、薄い塩水に軽く漬けて塩抜きしたことがあります(汗)


ということで、あとは美味しく出来上がるのを楽しみに待つだけ!
自分で手間をかけただけの、満足感を足した美味しさはあるし、
何よりも、ご飯にイクラをかけ放題で食べれるのは最高の気分です♪


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9月末くらいまでがベストシーズンだと思うので、
気になる方は、お休みの日にでも試してみてくださいね!
目安は、100gあたり500円を切ってきた頃なので、
スーパーのチラシで、生すじこが100gあたり480円とか見たら、
数量限定で出ているはずなので、チャンスですよ(笑)



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