ブログ お顔そりが増えるとオトコの客が回らなくなるって、お顔そりあるある話 理容よもやま話
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今でこそ、女性お顔そりという仕事が男性理容師にも認められてきているけど、
最初の頃は、チクリチクリと嫌味を言われたものでした。


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「女の客が増えると、男性客が回らなくなるから来ないほうがイイ」とか、
「女性は家事や子育てもあるのに、そんなに仕事をさせる気か?」とか、
中には、お顔そり施術中にカーテンを開け、お客様にも聞こえるような声で、
「あとどれくらいで終わる?次の客の予約入れるからシャンプーね!」なんて、
それはそれは、女性理容師さんにとっても辛い話が当たり前のようにありました。


そこには、女性理容師はシャンプーとシェービングの回しで入ってもらう、
アシスタントという考え方が強かったせいもあると思うんです。
確かに、ご夫婦で月間300人以上のお客様をお迎えしていた時代なら、
そうしないと、お客様が終わらないという時代もありました。


でも今、実際に女性お顔そりで多くのお客様を集めているご夫婦サロンは、
ご主人はご主人で男性客、奥様は奥様でお顔そり客のみという、
キチンと分けてお仕事をされているお店はそれほど多くはなくて、
男性客で混み合うときは、奥様が回しで入っていたりします。


お顔そりでは、一つの目標として月に50人とか70人、100人とか言うけど、
毎週月曜日が定休日で、月に2回くらいの連休があるお店だと、
営業日は、1ヶ月で25日弱。


そうすると、お顔そり客数が月に50人のお店で1日に2人だし、
月に70人のお店で1日に3人、100人でも1日4人位くらい。
もちろん、全員がエステコースで一人2時間ともなれば話は別だけど、
決して、男性客のヘルプが出来ないほどの忙しさではありません。


実際、月に100名の女性お顔そりのお客様が来店され、
さらには女性客の2倍以上の男性客がご来店されるというサロンもあるけど、
こちらのお店では、奥様が回しに入っているのを見かけます(笑)


例えば、月に50名のお顔そりがあり、客単価4,000円なら、
それだけでも月間売上は20万円のアップ、年間にして240万円ですよね?
これが2倍の100名になれば、自然と客単価も上がってくるし、
お顔そり売上が年間500万円を超えるというのも、実際にある話です。


こうしたことを思えば、男性客だからとか女性客だからと言わず、
男性客も女性客もお客様としては同じと考えることで、
ご夫婦で協力しながら、お互いの強みを活かしたサロンづくりをされるのも、
良い方法だと思うんです。


ご夫婦サロンは技術者とアシスタントという考え方ではなく、
お互いが一人ひとりの理容師として、自分の得意な仕事で集客していくと、
そんな風に考えていけると、ご夫婦サロンはもっと幸せになれるんじゃないかな♪



理美容総合商社 (株)大和理器 東京都杉並区高円寺北2-29-8 03-3338-5214(代)
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