ブログ お客様にお配りするお顔そりカレンダーは、いくつ用意したら良いの? 理容よもやま話
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おかげさまで、多くの女性理容師さんからお問い合わせ、お申込みをいただいた、
当社オリジナル制作の女性お顔そりカレンダーだけど、
面白いのは、数字がパパッと決まる方と、そうでない方がいること(笑)


昨日のお客様も、「50冊にしようかな~、100冊にしようかな~」と
かなりお悩みの様子だったっけ。


そんな時に私がお伝えしたのがこんなお話。


例えば、お客様が、直近の1年間で利用してくれた年間利用金額の多い順番に、
1位、2位、3位…99位、100位というように、金額順に並べていくと、
上位から10%のお客様、つまりは、100人のお客様がいた場合は上位の10人で、
年間利用金額で45%を占めるし、上位30%、つまりは上位から30人で、
年間利用金額で75%を占めるので、どちらかで決めるとイイですよ!
ということ。


これは、高田靖久先生というマーケティング講師が教えてくれたことだけど、
売上を伸ばしていくために、最初に必要になることは、
今の売上を構成してくださっている大切なお客様が誰なのかを知り、
そのお客様を維持する努力をすることだということなんですね!


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でも、この数字って皆さんはなかなか信じられないと思うんですよ。
自分も何となく「そうなのかな~?」と思いながらも、
実際に当社のお取引先のお取引額で調べたことがあるんです。
その驚くべき結果が、こちらの計算結果!


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その結果、上位から10%のお客様で総お買い上げ額の37%、
上位から30%のお客様で総お買い上げ額の70%
という、
まさに、本の表紙に書かれたままの結果に(驚)


つまり、上位から30%のお客様で総売上の75%というのは、
決して特別なサロンのことではなく、どのお店にも当てはまる話になります。


なので、こちらのお顔そりルームでは総カルテ数が300枚ほどだったので、
そこから計算して、もし上位10%、売上金額で言えば45%に渡すなら、
カルテ枚数の300枚×10%で30冊でも良いし、
また、年間お顔そり売上の75%を占める方にお渡ししたいと思ったら、
カルテ枚数の300枚×30%で90冊で良いことになります。


ということで、お手元のお顔そりカルテ枚数を調べて、
年間お顔そり売上の45%に渡したいと思ったら、上位10%の人数分、
年間お顔そり売上の75%に渡したいと思ったら、上位30%の人数分にすると、
効率よくお渡しできるので、この辺りを考えてくださいね♪


もちろん、こうして決めた大切な数のお顔そりカレンダーですから、
ご来店のお客様全員にお渡しするのではなく、
どの方が自店の売上の45%または75%を支えてくださっている方なのか、
それをカルテに記入しておいて、そんな特別な方にお渡しくださいね!
これが「お客様はえこひいきしなさい」ということです(笑)


これを機会にカルテ整理をすると、今までに見えななかったものが、
つまり、今までに見えにくかった上位30%の方が誰なのかを知ることが出来、
そのお客様を、徹底的にえこひいきするという仕組みも出来ますよ♪


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理美容総合商社 (株)大和理器 東京都杉並区高円寺北2-29-8 03-3338-5214(代)
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