ブログ 過疎の町のから騒ぎ『向田理髪店/奥田英朗著』で心が温かく 理容よもやま話
ちょっと気になる書籍があったので取り寄せてみました。
そのタイトルは「向田理髪店/奥田英朗著」。


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オビに書かれていたのは、こんなこと。


過疎の町のから騒ぎ、
北海道。寂れてしまった炭鉱町。
通りひと気はないけれど、中ではみんな、侃々諤々。
心配性の理髪店主人が暮らす北の町は、案外にぎやか。
身に沁みて、心がほぐれる物語。



何やら楽しげな期待感から始まり、
読み始めてみると「床屋あるある」な部分もあり、ほのぼのしてる。


北海道苫沢。昔は炭鉱で栄えたものの今は寂れ、
財政破綻してしまった過疎化の町に、一軒の理髪店があった。
それが、向田理髪店。店主は康彦53才。


札幌の私立大学を卒業し、同地で中堅の商事会社に就職した息子が、
わずか一年で苫沢に戻り、理髪店を継ぐと言い出した。
自分でアルバイトをして学費を貯め、その後、理容学校へ通うという。
何事に対してもマイナス思考な店主は、
息子に戻って来ほしくないと思っているが、妻はウキウキ気分(笑)


そんな時、幼馴染の父親が風呂場で突然倒れた。
救急車で病院に運ばれたが、脳溢血で集中治療室へ。
回復の見込みはないと言われるが、残された奥さんは大丈夫なのか?


中国から30才の花嫁がやって来た。
町民大歓迎だが、だが新郎はお披露目を避け続ける。
ついには、お披露目の当日に新郎が逃亡!


十数年ぶりに苫沢の町にスナックが新規開店。
赤坂でホステスをし、札幌でチーママをしていたという、
地元出身の妖艶なママにオヤジ連中はそわそわ、奥さん方は複雑な気分。


映画のロケ地になり、全町民大興奮!
だけど、だんだん町の雰囲気が良からぬ方向へ。


地元出身の若者が全国指名手配犯に!


どんな理容室の物語かと思って読み始めてみたけれど、
寂れた町の中にある1軒の理容室にいる心配症の店主が関わる、
過疎の町で起きる騒動の数々で、理容室で起こることは何もなかった(笑)


でも、心が暖かくなれるから、こんな本が客待ちに置いてあったら嬉しいかも♪


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単行本(ソフトカバー): 253ページ 1,620円
出版社: 光文社 (2016/4/19)
ISBN-10: 4334910890
ISBN-13: 978-4334910891
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