ブログ 高い理由が分らないものを人は選ばない 理容よもやま話
最近お付き合いをいただいている、とある理容室での出来事。
こちらのサロンは、お顔そり基本メニューが40分、
フェイシャルマッサージなどは含まずに3,800円の設定と、
都心のオフィス街までは、電車で1時間弱の住宅街としてはやや高め。
自分の感覚では、お顔そりだけなら2,500~3,000円の地域かな? ( ・ω・)モニュ?


こちらのお顔そりメニューって、この地区ではちょっと高めですよね?
何か特別なことをされているんですか?



えっ?高いですか?
お店はちょっと前に改装したばかりだし、個室で施術しているし、
お顔そりの時はシェービングスチーマーも当てているし~。
逆に少し上げようかと思っているくらいなの。



えっ…、値上げするんですか? ∑( ̄□ ̄;)ナント!!


お店の前に出してあるA型看板を飾っているのは、
アイキャッチになるお顔そり画像と「女性お顔そり(40分) 3,800円」文字。
ちょっと下に「個室です」の吹き出し。


お顔そりに興味を持った人って、その場でいきなりお店に入ることは少なく、
看板を見て興味を持ち、チラシがあればチラシを持ち帰り、
なければ、お店の名前や「地域名+女性お顔そり」の文字で検索し、
いくつかの候補を比較してからお店を選びますよね?


だから、人の気持ちの流れとしては、


お顔そりを知る → お顔そりに興味を持つ → チラシやネットで調べる →
いくつかのお店を見つけて比較検討 → お店の決定 → 電話による予約



というように、流れることが多いと聞いているんだけど、
この時に、この地域の他のお顔そり料金が3,000円以下が多くて、
こちらのお店だけ3,800円だった場合には、選ばれにくくなりますよね?


でも、こちらの奥さんが話してくれたように、
真っ白な個室で、アロマの香りに包まれ、南の島の波音がBGMに流れる、
そんな素敵な空間で、フェイシャルスチーマーで当てられながらのお顔そり、
それは気持ちの良いものだろうし、それだけの価値があると思うんです。


でもね、それはお客様に伝わってこその「価値」なんです。
A型看板にあったように、「女性お顔そり(40分) 3,800円」と、
「個室です」の説明だけでは、価値は伝えきれていないんです。


例えば、こんなことを想像してみてください。


目の前にジュースの見本が並んだ自動販売機が置いてあります。
普通ならば、窓の中に並んでいる缶やペットボトルのラベルを見て、
「爽やかなコーラがいいかな~」「健康を考えて爽健美茶かな?」
「今日は暑かったからアクエリアス?」「濁りのある綾鷹」という具合に、
中身を想像しながら、どれにしようか選ぶ訳だけど、
これがもし、「美味しい飲みもの」と書かれたラベルだけの飲み物が並び、
値段が100円、120円、140円のものだったら、どれを選びます?
一番値段の安いものを選ぶんじゃありませんか?


つまり、どんなに良いものであっても、その価値を伝えなければ、
お客様は、それを選ぼうとはしないってことなんです。


ボジョレーヌーヴォ解禁まで、あと数日。


町を歩けば、2,000円、1,280円、490円のワインが売られるでしょう。
なぜ、高いのか、なぜ安いのかを伝えなければ、
売れるのは、多分真ん中の1,280円のボジョレーヌーヴォ(笑)


今年のボジョレーヌーヴォも楽しみだな~ (*´д`*)ハァハァ



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