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買いたくなるPOPの書き方

2013/08/18 Sun 15:47

昨日は「伝わらなければ、お店が存在しないのと同じ」というお話だったけど、、
今日は、その伝えるべき価値はどう伝えたら伝わるのか?という話し。


いや、たまたま、新しいカメラバッグが欲しくなって探しに行っていたんですよ。
そうすると、ついつい気になるのが新しいレンズ。
いつものようにレンズ売り場をフラフラとうろついていると、
今まではあまり見かけなかったようなPOPを、チラホラ見かけるようになったんです。


今まで、レンズ紹介のPOPというという、そのレンズがどれほど素晴らしいモノか、
その性能やスペックを書き綴ったものばかりでした。
例えば、こんな感じかな?


20130818_1.jpg


妥協を許さない高い描写性能と堅牢性を実現
高水準の芸術的表現を叶えるArtライン
フレア、ゴーストに配慮した設計
超音波モーターHSM搭載
美しいボケ描写が可能



このレンズがどれほど素晴らしいモノかを伝えるコピーだけど、
内容としては、こんな性能がありますという「モノ」を売っているもの。


それに対してこちらに置かれたPOPはこんな感じ。


20130818_2.jpg


プロのカメラマンの人…これ、使ってますよ?
とにかくボケます。もうめちゃくちゃキレイ!
うまくハマれば泣けるくらい美しい写真が撮影できます。是非!!
かわりにズームはできません



このレンズがどんな性能を持っているか、
つまり、フレアやゴーストに配慮した設計であることとか、
超音波モーターを搭載していることなどはまったく書かずに、
このレンズを使うと、どうなれるのかという「体験」を売っている。
そして、強みだけでなく、弱みもしっかり説明している。


例えば、今の一眼レフ購入者と言うのは、以前と違ってきています。
根っからのカメラオタクではなくて、ホントに普通の女の人や若いご夫婦が、
コンパクトデジカメよりもキレイに撮れることとか、
動き回る子供を撮りたいからと言うことをきっかけに買っているんです。


ということは、そうした人たちが最初に買うのは、
カメラボディーと18-55mmみたいな標準ズームがセットになった、
通称「レンズキット」と言うモノなんですね!


これはこれで、コンパクトデジカメよりはキレイに撮れるし、
走り回る子供はもちろん、可愛い犬やネコのシャッターチャンスも逃がさない。
でも、ピントがあったところだけがピシッとシャープに写って、
背景はとろけるようにボケていく…みたいに、
オシャレなカフェが掲載された、Hanakoやオレンジページの写真は撮れない(笑)


つまり、「キレイな写真を撮る」上では十分に撮れているけれど、
背景をボカしてプロの写真家さんみたいに撮りたいな~と思っている人に、
「これを持てば、泣けるくらいに美しい写真が撮れますよ♪」と伝えることで、
今までは「新しいレンズが欲しい」と思っていなかった人が、
「自分はこんなレンズが欲しいと思っていたんだ!」と気づいてしまい、
そこに「買いたい」という、新しいニーズが生まれてくるんですね!


つまり、ニーズはもともとあったのではなくて、
気付かせることにより、生まれてくるものだってことなんです。


それにしても、デジタル一眼レフのレンズキットや、レンズ2本ついたダブルズームキットが、
5万から7万円も出せば十分に買えるという時代なのに、
ズームも出来ないレンズ1本が、こんなお値段するんですよ。
ホント、レンズ沼って言葉が恐ろしいわ(爆)



理美容総合商社 (株)大和理器 東京都杉並区高円寺北2-29-8 03-3338-5214(代)
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コメント
2本とも
このレンズ2本とも欲しいかも。
でも、純正で揃えたいのが、私の夢。
その前に、懐が(笑)
No title
>哲やんさん

レンズ沼の深さにまいってます。でも欲しい(笑)

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