ブログ 写真撮影の際に自然光にこだわる理由 理容よもやま話
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カメラ好きの方からご質問をいただいたきました。
もしかしたら、同じ疑問をお持ちの方もいるかも?ということで、
ブログ記事にしてお返事をすることにしますね♪


先日「高校生に理容室のリラクゼーションメニューを体験してもらおう!」という、
理容科入学推進事業のイメージ写真撮影をお手伝いさせていただきましたが、
この時に、午前中の柔らかい自然光を使って…と書きましたよね?


このことについて、自然光とサロンの照明ではどう違うんですか?という
ご質問をいただいていたんです。このお返事を書いてみますね!


まず、写真と言うのは平らな中に立体感のあるものを記録します。
そこで大切なのは、どうやって平面の中に立体感を見せるのかと言う工夫。
この時に「光の方向」というのが大事になってくるんですね。


まず、これはお酒を入れる升を逆さに置いたものだけど、
自分の背中側から光が来る方向、つまり順光で撮ってみると、
見えている3つの面は全部同じ色になって、立体感がなくなります。


20120815_1.jpg


続いて、こちらは逆に、升の向こうから光が当たっている逆光状態にすると、
グンッと立体感が見えてきますが、その代わり、影になっている側は、
色がくすんでしまったのがお分かりかと思います。


20120815_2.jpg


そこで、升の手前にレフ板という、白い板でも紙でも良いので、
光を反射させて影の部分に光を補ってあげることをすると、
立体感が出たまま、影の部分もきれいに見せることが出来るんです♪


20120815_3.jpg


今回のお顔シェービングのシーンでは、この方法を使っています。
最初に、天井にあるダウンライトをなるべく消してもらいます。
続いて、光源となる窓は、技術者の左手の後ろあたりのある小さな窓。
外からの光が直接入ってくることはないけど、優しい明るさが入ってくる感じ。


このまま撮ると、モデルさんの顔の右側とあご下が影になるので、
直径80cmほどの丸いレフ板を、私の左側に立った人に持ってもらい、
軽く光を補ってもらって撮ったのがこちら。


20120815_4.jpg


お顔の左側に外からの光が入ったハイライトが出来て立体感が感じられ、
それでいて、右側が影にならないという、お酒の升の3つ目と同じ状況です。


ところが、技術者が窓からの光を遮る位置に立ってしまうと、
こんな感じに。


20120815_5.jpg


サロンの照明っていうのは、技術者がどの位置に立って仕事をしても、
自分の影がお客様の上にかからないように配置された影をなくすための設計。
この光だけで撮影すると、立体感がなくなると共に、肌の色もくすんでしまい、
あまりキレイな写真じゃなくなってしまうんです。
この2枚の写真を比べれば、どっちが良いか分りますよね? (σ´Д`)σ


こんな感じに自然光は、立体感を出しながら、色がきれいに出るので、
明るさがある時間は、必ず自然光を使うようにしています。
例えば、この写真も、夕方の5時くらいの自然光。


20120815_6.jpg


これも右側にレフ板を立てて、影を起こしてますけどね♪


ということで、なるべくなら使っていきたい自然光だけど、
夜でないとどうしてもサロンを使えない…とか、
せっかく午前中に撮影を設定したのに雨が降ってしまった…となると、
この自然光を使うことが出来なくなってしまうんですよね。


そのためには、プロが使うように一瞬の光で撮影する大型ストロボや、
電球型蛍光灯やLED照明を使ったライトボックスを使うことで、カバーは出来るけど、
これはこれで、使い方が難しいのは勿論のこと、持ち運びや設営も大変だしね(汗)


ということで、自然光で撮影した理由、
何となくでもお分かりいただけましたでしょうか? (*≧m≦*)ププッ



理美容総合商社 (株)大和理器 東京都杉並区高円寺北2-29-8 03-3338-5214(代)
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