ブログ 夜でも美味しく撮れる魔法のランプ? 理容よもやま話
道具屋がブツ撮りする時に、皆さんに必ずお勧めしているのが、
「自然光で撮りましょうね♪」という基本スタイル。


これはモノを撮る時も、スイーツを撮る時も一緒。

プロカメラマンのようにライティングを組むテクニックも機材もないから、
そんな時は、自然光で撮影するのが一番キレイに見えるんです (*≧m≦*)ププッ


だから、家で撮影する時には、2階の明るい窓から、
1mくらい内側のテーブルがいつもの撮影スポットなるんですね~ ウン( ̄ロ ̄= ̄ロ ̄)ウン


ところが、先日、フォームメールでお問い合わせをいただいたんですよ。


お客様からのいただきものがあった時にブログに載せたいんですが、
昼間は仕事していて撮影できないし、かと言って仕事が終わった後だと、
夜だから自然光は使えないんです。

お店の電気でもキレイに撮れる方法を教えていただけませんか?



理容室の照明が一般家庭と一番違うのは、
髪の毛を切るという細かい作業をするために、影が出ないように蛍光灯が配置されているから、
その分、被写体は平面的に見えやすいんですね。


そこで、実験です。


パワーストーンのブレスレットを人工照明で撮り比べてみて、
それぞれの光の印象を探ってみました。


20100801_1.jpg


上段左…パソコンデスクに付けた読書用ライト(蛍光灯)で撮影。

光源が近いこともあって影が強いし広い。

上段中央…部屋の天井についている電球色ペンダントとダウンライトの2灯で撮影。

天井のダウンライトから照らされているので、下側に影が出ている。

上段右…カメラに付いているフラッシュで撮影。

手前が明るく奥が暗くなる、フラッシュ撮影らしい印象 (*≧m≦*)ププッ


ここまでの3点は、シルクがものすごく固いものであるように見えてしまう。
写真として見た時も、あまり良い撮り方ではないですよね~


下段左…昼光色の電球を低い位置にセットして撮影。

左側から電球を当てると素材の柔らかさが見えてきたけど、光と影のバランスが悪い。
直接光になるから、光の印象が強すぎるように見える。

下段中央…昼光色の電球を低い位置にセットしてレフ板を透過させて撮影。

電球の前にレフ板として使っているスチレンボードを立てて、
光を和らげてやると、シルクの素材も一気に柔らかさが見えてきた。
ただ、影側にある水晶のサザレがやや艶がないか?

下段右…反対にもレフ板を置いて撮影。

光が全体に廻るようになって、キレイな仕上がり。
これを大きめのサイズで見てみると、こんな感じに ∑( ̄□ ̄;)ナント!!


20100801_2.jpg


ちなみに、シルクのクロスに見えていたのは、奥さんのブラウス(爆)


続いて、スイーツでも同じ実験です。


20100801_3.jpg


これもパワーストーンと同じ順番で並べてあるので、お分かりになりますよね♪


そして、完成シーンを大きめにして、


20100801_4.jpg


このパワーストーンとスイーツの写真を見せられて、
何も言わなければ、真っ暗な部屋で電球だけ撮ったなんて思わないでしょ? (* ̄m ̄)プッ


ちなみに、道具屋の家で使っているのは
大型クリップでどこでも挟める電球ソケットと昼光色の電球形蛍光灯。

ヨドバシカメラで売っていたけど、大型電気店ならどこにでもあるんじゃないかな?
両方買っても3500円くらいだったし。


20100801_5.jpg


そして、全体像を種明かしすると、こんな感じで撮っているんです。
すっごく暗いし、オシャレじゃないってことが分かります? (*≧m≦*)ププッ


20100801_6.jpg


20100801_7.jpg


とりあえず、こんな感じで撮影すれば、
夜でも自然光に負けないくらいキレイに撮ることも出来ますよ!


ぜひ試してみてくださいね♪


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写真のこと | コメント(7) | トラックバック(0)
コメント
お~
スゴく分かり易い解説で勉強になります!
特に種明かしが、かなり参考になりました。

こうすると夜中でもブツ撮りの練習が簡単にできますね♪
しかも材料費が安く済むのもイイっすね。
参考になります
以前、デスクスタンドの蛍光灯を使って
スチレンボードを透過させて撮影すたことが
あるのですが、光が弱すぎて露出を+補正しても
きれいに撮れなかった事があります。

このくらいの蛍光灯の出力が必要なんですね!
勉強になります。
>FUSAさん

種明かしが参考になりましたか?(汗)
テーブルフォトって現場を見ると、かなり寂しいですよね~
一応、この時のホワイトバランスは「オート」で
露出補正はフラッシュを除いて「プラス1.3」でした。


>Taiyoさん

デスクスタンドでダメでした?
う~ん、Zライトみたいのじゃなくて蛍光灯だったのかな?
今回使ったスチレンボードは5mmだけど、透過用なら3mmがお勧め。
あと、この電球型蛍光灯は100Wくらいだったと思います。
針金のハンガーを金魚すくいの「ポイ」のようにして、コンビニの袋でもなんとか代用できますが、ちょっと辛いでしょうか(笑)
露出補正で追いつかない時は、シャッタースピードをいじるのも手です。
あとは・・・運任せ(笑)

出来れば色温度を考えて、ホワイトバランスをとっておいたほうが無難です。
ここまでやると混乱してしまうでしょうか・・・
>哲やんさん

金魚すくいのポイですね!もちろん持ってます。(笑)
でも、片手がふさがってしまうのと、被写体を囲むことが出来ないので、
最近はまったくといっていいほど出番がありません。

ホワイトバランスは以前にプリセットで取ってみたのですが、
オートととの差がなかったので、そのままで行っています。
多分、この電球の色温度が5500Kなので、行けるんだと思います。
フォトスタジオ
スチレンボードを用意できないとか、サクサクッと撮るには「ヤクオフ」で「フォトスタジオ」と検索すると色々と面白いものが出ていますよ。
コツ入りますが、小物ならなんとか・・・
>哲やんさん

ヨドバシカメラなどに行くと、フォトスタジオが展示されていますね!
光り物でも映りコミを避けることが出来て便利なんだけど、
どの商品を撮ってもカタログ写真になってしまうのが難点(汗)
自分はスチレンボードでコツコツ行きます♪

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