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シルバーデー

2006/02/25 Sat 18:30

築35年を過ぎた団地。3000世帯、5000人が済むこの街では
60才以上の高齢者が占める割合は50%以上。

団地の中庭に面した商店街にはシャッターを下ろしたままの商店も目立つ。
そんな中にある理容室で元気に働く3名のスタッフ。
店長は経験5年であとは若手のスタッフなんです。

団地に住むお年寄りは駅前の1000円カットに行ってしまう・・・

という声をよそになかなかの忙しさなんですよね。
まずはスタッフが元気!店内にはいつも明るい話題があふれ
若いお客様もご年配のお客様も楽しそうに過ごしています。

こちらの理容室では毎月1回、最終木曜日を「シルバーデー」として
日頃の感謝を込めてサービス価格に設定。

通常料金 3700円のところを2500円で実施していますが
毎月かなりの人数がお見えになっていただけるようです。

カットオンリーの1000円も魅力だけれども、
カット、シャンプー、シェービングをしてもらっての2500円なら
ご年配の方々も喜んでいただけるようですね。

それに、わざわざバスに乗って駅まで出向かなくても
すぐ近くでカットできるんだから人気メニューになるのも納得。

ところでこの店長、独特の接客術を持っています。

入り口のドアを開けて入って来られたかなりご年配のお客様・・・

いらっしゃいませ~ (* ^ー゚)ノコンニチハ

うぅ~、寒いね~ ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

○○さん、ホント久しぶりっすねぇ~
あんまり来ないから死んじゃったんじゃないかと思いましたよ~ (* ^ー゚)


( ゚Д゚)ヒョエー デインジャラスな発言~ _| ̄|○

でも、相変わらず元気ですね~
ところでおいくつになられました?


今年で78才なんだよ~

へ~、それじゃあと1年で平均寿命じゃないすか~ ハハハ(≧▽≦)

( ゚Д゚)ヒョエー あと1年の命だって言っているようなもんでしょ~ il||li_| ̄|○il||li

こんな危険な会話をしながらもお客様はニコニコ。
若い人との会話を心から楽しんでいるような様子です。

この店長さん、実はおじいちゃんが大好きなんです。

ご自身のおじいちゃんは寝たきりの上、喉にチューブにつながれた生活、
会話をすることも出来なくなったことをとっても悲しんでいました。
きっと自分のおじいちゃんに甘える孫のように接しているんでしょうね。

彼はこの店を卒業したら実家近くに戻り、介護の勉強をしながら
いずれは介護面に理容師の技術を役に立てていきたいとか。

介護される人は男でも女でも髪は丸坊主で構わない・・・
という考え方を打ち崩したビジネスを考えて行きたい!という熱い希望!

ガンバレ若者!ガンバレ店長!
道具屋も応援するぞ!



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日々のこと | コメント(6) | トラックバック(0)
コメント
店長!!すごぉい!素晴らしいではないですか。お年寄りは、若い方とお話するの大好きですよね。人にパワーをわけてあげられるお仕事って素敵です♪
独特なキャラですね!
でも、気にかけてくれると
嬉しいものなんでしょうね!
あの人思い出した。
毒蝮 三太夫だっけ、
おばあちゃんたちに、くそばばぁとか言いながら、
おばあちゃんたちの人気者になってる人。
相手のことが、好きなら、きつい言葉も、相手を傷つけることはないのね。
優しくっても、心がないと、響かないもんね。

そうそう、介護されてるおばあちゃんたちって、みんな刈り上げられてるよね。
世話をする人は、楽なんだろうけど。
いつまでも、女らしくしていたいわ。
>fioritaさん

お年寄りは若い人に触れあう時間を楽しんでいるのかも知れませんね。
パワーを分けてあげられる仕事・・・そうなのかも知れませんね。
道具屋もパワーを分けてあげられるように努力しないと!

>れいなさん

一歩間違えば・・・というくらい危険なキャラですね~ (;^_^A アセアセ…
でも、冗談交じりでも「そんなに気にしてくれていたんだなぁ~」という気持ちが
お年寄りに伝わるからこそお見えいただけるんでしょうね。

>mintさん

そそ、毒舌の毒蝮三太夫さんがいましたね (*≧m≦*)ププッ
あんなひどいことを言っているのに、いつも年寄りに囲まれていました。
言葉ではなくて「好きだよ」という気持ちが心の中にあるからでしょうか。
介護されているから人に世話になっているから髪は短ければ良いというのでは
あまりにかわいそうだと思います。
髪を短くされて悲しんでいる人もいることを忘れてはいけませんね。
そうですね いくつになっても 女性は女性らしく 男性はカッコよく いたいものですよね 自分の親が、 おじいちゃんが、 施設に入って ボーズになっているのは 想像できなかったのです むしろしたくなかった。 確かに料金の問題 など たくさんあるとおもいます、しかし みなさん 近い将来 親が施設にお世話になったときをおもうと ヘルパーさん〔素人〕のガチャガチャカット もしくは プロによるカット 選択肢だけでも 提案し続けたいとおもっています あくまでも 選ぶのは本人 家族です 選ばれるような接客 技術 知識をつけて がんばります ながくなりましたが応援ありがとうございます 
     団地の店長より
>三河の信長さん

ご本人の登場ありがとうございます。
痴呆症のおばあちゃんでも意識がしっかりしている時と
まったくダメな時が繰り返し来るんですよね。
そんな女性であることを意識できる瞬間に丸刈りにされると
ボロボロと涙を流すそうです。
色々な問題はあると思いますが、選択肢は広い方がいいと私も思っています。

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